健康を第一にする自炊のすすめ

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ふくろう一人

50代から自炊を始めて1年以上自炊を継続中。自炊によって健康になれることを実感すると同時に、世間の自炊と健康の一般的な評価がずれていることに気づく。このずれを修正することは人生をかけて挑戦する価値があることを確信して、日々楽しくブログに取り組んでいる。

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自炊するなら健康を健康を最優先にすることをおすすめします

自炊というと第一に節約をイメージする人が多いようです。第二以降にダイエット、健康、趣味、おいしいなどが続きます。以前の私もそういうイメージをもっていました。

そのイメージを変えて、健康を最優先に考えることをおすすめします。

私自身、健康第一の自炊を始めて、一年以上継続していくうちに、ますます良さを実感していくようになりました。

なぜ健康を第一にした自炊なのでしょうか

例外的に健康を第一にしなくていい人は確かにいます。結婚式を控えている人、芸能人など仕事関係で一時的に健康より優先しないといけない事情がある人、あるいは30代くらいまでの回復力の高い人にとっては、何が何でも健康を第一の自炊にすべき、とは言えないと思います。

しかし、それ以外のほとんどの人にとって大事なのは、ダントツに健康です。

健康が大事なことは説明する必要がないほど当たり前のことですが、逆に当たり前すぎて忘れがちなことでもあると思います。

また、うれしいことに、健康を最優先に自炊をするだけで、結果的に節約になったり、ダイエットにつながったりします。しかし、節約やダイエットを最優先にしてしまうと健康を考慮しなかったり犠牲にしてしまうことになりがちです。

自炊について検索する人は、切実に節約やダイエットしたい人が多いから、上位にくるのは仕方のないことだと思います。ただ、それに引っ張られていませんか?

検索上位のことがすべての人に最重要というわけではありません。(検索の需要があるのはたしかですが)
あなたにとって何が一番重要なのか再確認してください。答えは明らかなはずです。

もう一つ、大切な観点として、自炊することは、健康ライフにを過ごすために大切なことですが、自炊するだけで健康になれるわけでないということも付け加えておきます。

健康第一の自炊とは?

では、健康第一の自炊とはどうすればいいのでしょうか。私が重視しているのは以下の通りです。

  • 食品添加物を減らす
  • 加工食品を減らす
  • なるべく国産の野菜、肉を使う
  • 体に合わない食材を減らす
  • すぐ作ってすぐ食べる

シンプルで常識的なことばかりですが、自炊以外で実現しようとしたら、非常に困難だったりコストが高すぎたりします。

それぞれもう少し詳しく解説します。

食品添加物を減らす

食品添加物は、便利だし、コストも安くなるので大切なものですが、大量に長期間定期的に摂取すると健康を害する可能性が高まります。何かあいまいな言い方になってしまいますが、食に関することは長期間(数年~数十年)で影響がでるものがあり、個人差もあるので断定的なことは言えません。
(短期間で人体に悪影響があるものは禁止されているはずですからね。)

外食やスーパーの総菜などは、便利でおいしくて安く長持ちします。それを実現するために自然に添加物の使用が増えてしまいます。(これ自体は裏表の関係なので仕方のないことです)

そして、これが一番困るのですが、添加物の表記義務はあるものの、抜け道があるので実際に使用されている添加物をすべて確認することは不可能です。(もし仮にすべての添加物が書いてあったとしても、それが人体にどんな影響があるのか知るすべはないとは思いますが)

基本的には自炊を心掛けつつ、やむを得ない場合に外食やスーパー惣菜、弁当を利用することで、添加物の摂取を減らすことができます。認可されている添加物であれば、一時的に少量摂取しても問題はないはずです。

加工食品を減らす

加工食品は一般に大量の添加物が使われているという問題があります。

もう一つの問題点は加工食品は、人間に本来備わっている食べすぎのストッパーが働きにくいということです。(ストッパー自体の働きが悪くなってしまうという話も。。。)

加工食品というものは、もともと自然界にはないものなのだから、仕方のない話です。

逆に加工食品を減らすことにより、食べすぎのストッパーが働くようになり自然と食べすぎなくなるわけです。私自身の体感でも、食べ過ぎなくなったと感じています。

ただ、加工食品(ちなみに私はベーコンが好きです)は美味しくて便利なものが多いし、ほとんどの弁当や定食などに入っています。たまに利用するときのためにも使わなくてよいときは極力使わないように心がけるくらいがちょうどよいと考えています。

なるべく国産の野菜、肉を使う

外国産のものを国内に持ってくるということは、それだけ長期間保存する必要があるということです。そのためには保存するための添加物や農薬が必要になります。健康第一を目指すなら多少値段が高くても国産のものを選んだほうがよいというわけです。

国産や地元のものを使ったほうが、経済を回すという意味でもよいことです。長い目でみればこちらのほうがお得と言えるかもしれません。(値段が極端に違ったら考えてしまいますけどね)

体に合わない食材を減らす

アレルギーがある食品はとらないのは当たり前ですが、他にも取らないように気を付けている食材があります。これらの食材の良しあしを判断するのは困難なので私自身が控えているものを紹介するだけにします。減らすか、気にしないか、各自の自己判断でお願いします。

小麦

小麦はできる範囲で減らしています。しかし、カレーのルーや料理で小麦粉が必要だったり、そばに含まれていたりします。(見た目そばだけど実はうどんだったりしますよね)

知らず知らずのうちに使われているので、確実に使われてるものは取りすぎないように心がけています。特にパンやケーキ、ドーナツなどは美味しくて食べすぎてしまうので特に意識して減らしています。

パンに関しては一週間に1回程度ならOKという自分基準にしています。パンはお菓子という感覚をもっています。

ケーキ、ドーナツに関しては特別な日にだけ食べるという制限をしています。月1、年1というところです。だれかの誕生日とか何かの会のとき限定としています。

砂糖

砂糖も取りすぎないように気を付けています。料理で使う砂糖もてんさい糖にしています。(砂糖の種類を変えても気休め程度の違いしかないとは思いますが)

一番気を付けているのは清涼飲料水で、できる限り飲まないようにしています。せっかく自炊で健康的な料理を作っていても砂糖や人工甘味料が大量に含まれている清涼飲料水をがぶがぶ飲んでいたら台無しです。これもケーキなどと同様何かの会のとき限定としています。

油については、必要最低限使うようにしています。料理につかう分はゴマ油、米油、オリーブオイル、ラード、牛脂、バターなどを使うようにしています。
逆に生肉を料理に使うときは脂身を特に取り除いたり避けたりはしていません。

安価という理由でたくさん流通しているサラダ油、マーガリンなどは、体に良くないという話をよくきくので加工食品に含まれているものも含めてできる限り避けています。

避けるもの、避けないものの基準について

私なりに避けているものを紹介しましたが、何が正解なのか判断するのは難しいです。繰り返しになりますが、各人が自己責任で判断してもらうしかありません。

参考までに、私がどういう基準で、避けるか避けないか決めているか書いておきます。

まず、常に食材は健康にアンテナをはって、書籍やネットで情報を入手します。(テレビは以前は見ていましたが、今はみていません)

調べてみて、その食材がいい(あるいは悪い)と判断できればそれに従えばよいです。しかし不思議なことに多くの場合、いいと悪い両方の情報があり判断できません

その場合、参考にするのは日本人が昔からその食材を食べていたか、です。

昔から食べているものなら、比較的安全と判断しています。白米、魚、酒などがこれに該当します。

逆に昔の日本人が食べていなかったものは、加工食品、小麦、砂糖、油に加えて乳製品などが該当します。

あとはその食材を食べたあとの自分の体調も注目しています。私の場合は加工食品、パン、牛乳などは次の日の便通などによくない影響が現れるので、自分には向いていないと判断しています。

すぐ作ってすぐ食べる

食品添加物を避けているということは、その分食材は日持ちしないということでもあります。食品添加物は減らしたけど、傷んだ食材を食べてしまったり、廃棄するようでは本末転倒です。

傷む前に調理して、傷む前に食べる。簡単なようで意外と苦労するところです。ここに書くと長くなってしまうので別の記事で私なりの工夫を紹介します。

結論、やはり健康が第一

この記事を読んで自炊と言えば健康第一だよね、とイメージが変わったらうれしいです。

年齢を重ねるごとに、健康の重要度は上がっていきます。自炊するなら健康を最優先にすることを強くお勧めします。

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