自炊は難しい
自炊は難しいです。料理をしたことがない人にとっては。知識がない人にとっては。
私自身いろいろな失敗をしてきました。
- レシピを参考にして料理していたら途中でわからな部分がでてきて先に進めなくなった
- 完成した料理がまずくて食べられなかった
- 買ってきた食材、作り置きしておいた食材が傷んで食べられなくなってしまった
- 洗い物で流しがいっぱいになって作業スペースがなくなってしまった
- 使う食器がなくなってしまった(洗えば済むのですが。。めんどくさくて)
- お湯を沸かしたまま、コンロをはなれていたら、水が全部蒸発してしまっていて青ざめた
自炊は深く広いです。こだわる人にとっては。これも自炊を難しいと感じさせる一因です。
味はどこまでも追及できるし、料理の種類はたくさんあるし、組み合わせは無限です。健康、節約、ダイエットどれを重視するか、どこまで追求するか、味の好みや家族構成、経済状況によっても何が最適か変わります。
自炊は簡単
自炊は簡単です、やり方によっては。経験者にとっては。
難しい道と簡単な道があるということです。難しい道をいけば素晴らしい結果が待っているのでつい難しい道に目がいきますが、簡単な道はあるのです。
難しい道を目指して挫折するよりは、遠回りになってしまうとしても、簡単な道を行った方がいいのではないでしょうか。
まず簡単な道をいって、経験を積んだら難しい道に挑戦するという手もあります。
このブログでは、初心者と経験者の間をつなぐ方法を紹介しています。
初心者が失敗する理由
初心者が失敗する理由をまとめるとこのようになります。
- 知識不足
- 時間不足
- 技術、経験不足
- 欲張りすぎ
自炊を続けていくことができれば、自然と解消されていきますが、初心者はつまずきがちです。
失敗していやになってやめてしまったり、そもそも始められない人もいます。
自炊は簡単だとしても手間と時間はかかります。どこまで行っても外食や弁当を買ってくるのに比べたら楽ではありません。この手間と時間に耐えられず挫折してしまう人もいるでしょう。
自炊を簡単にする方法とは?
では、具体的な方法を紹介します。
- 電気圧力釜、ノンフライヤー、食洗器など便利家電を利用する
- Youtubeのレシピ動画を参考にする
- できることだけやる
それぞれくわしく説明していきます。
電気圧力釜、ノンフライヤー、食洗器など便利家電を利用する
電気圧力釜、ノンフライヤーを使えば、一部の料理を簡単に美味しく、そして安全に調理できます。初心者にとってはこころ強い味方です。これらの共通点はほったらかし家電ということです。
電気圧力釜
カレー、鍋物、煮物などが簡単に美味しく作れます。圧力なべというと圧力をかける必要があるときだけに使用すると思う人もいるかと思いますが、煮たり、蒸したりする料理全般に使えます。
電気圧力釜のすばらしい点や使い方を紹介する記事は別に書くので、簡単に利点を紹介しておきます。
ほったらかし家電であること。これはすごく便利です。基本的に食材をカットして調味料と水をすべてぶちこんでおけば完成します。電気炊飯器に近いイメージです。
目を離したすきに焦がしてしまったとか、生焼けがなくなります。これも初心者にはうれしい部分です。
圧力をかけるということで、食材が柔らかくおいしくなります。失敗しらずです。私は特にニンジンと大根が美味しくなると感じています。他に野菜全般、肉などもやわらかくおいしく調理できます。
デメリットも書いておくと、家電が1つ増えるので、コスト、設置場所、電力などが問題になる人がいます。あと調理に時間もかかります。デメリットをはるかにしのぐメリットがあると感じていますが、人によっては使えない場合があるので問題がないことを確認してから購入することをお勧めします。
ノンフライヤー
ノンフライヤー、エアーフライヤーとも言います。熱風で調理する器具でオーブントースターの上位互換のように使えます。電気圧力釜が苦手な「焼き」の部分を補うことができます。電気圧力釜ほど必須とは感じていませんが、あると便利です。
特に便利と感じるのは、お惣菜のてんぷらや揚げ物を温めるときです。
電子レンジやオーブントースターだとうまく温められなくないですか?ノンフライヤーで温めるとカリっとするんです。
そして余分な油が落ちるのです。お惣菜は一般的にはあまりいい油を使っていないし、カロリーも抑えられるので油を落としてくれるのはうれしいところです。
私の大好きなからあげも簡単につくれます。安いトリ肉で手軽に作れるので助かります。
あとは焼き芋、焼き魚もお手軽にできます。熱風で調理するので煙がでないのがうれしいところです。
デメリットは、電気圧力釜ほどできることが多くないのと、どれだけ火を入れるか調節しないといけないので電気圧力釜ほど失敗しらず、というわけにはいかないところです。
というわけで、電気圧力釜ほど優先度は高くないと感じます。私は買って後悔していませんが。
食洗器
自炊を始めた人が感じるデメリットの1つが洗い物が増えてめんどくさいことです。それを少しだけ解消してくれるのが食洗器です。少しだけ、と書きましたが実際食洗器があっても洗い物がすべてなくなるわけではありません。食洗器に入らない大きさのもの、食洗器に対応していないものは手洗いするしかありません。
体感では6、7割は洗えるけど、残りは手洗いが必要です。どうせ手洗いが必要なら全部手洗いでいいよ、という人もいます。しかし、私は少しでも手間が減ればうれしいです。毎日1回は食洗器で洗っています。汚れが落ちていないこともありますが、多くの場合は私の手洗いよりはきれいになっていると感じます。
Youtubeのレシピ動画を参考にする
便利な時代になったもので、Youtubeに初心者にもわかりやすいレシピ動画がたくさん上がっています。料理をする前に見ておきましょう。
料理ができる人にとっては、長すぎてみてられないと言う人もいると思いますが、初心者は助かります。
私もそうですが初心者は文章と写真だけのレシピだと、わからない部分がでたとき途方にくれてしまいます。
動画だと見ていて、自分にはできそうかできなさそうかわかるのですが、文章だと実際にやってみて初めて自分にはできないことや知らないことに気づくことが多いのです。
料理を始めてからできないことに気づいたとき、方向転換したり、別の方法を探すのは初心者には難しいです。
動画をみて自分にできそうか、道具、食材、調味料がそろえられるか確認してから料理を始めましょう。
できることだけやる
初心者があれもこれもやろうとすると、学ばなければいけないことの多さに圧倒されてしまうことがあります。
食べたい料理、作ったことのない料理で献立をつくるのではなく、まずは今の自分にできる料理だけで献立をつくるようにすれば簡単です。
電気圧力釜があれば簡単にできる料理(カレー、なべ物)だけで一週間の献立をできるだけ埋めてみる、納豆ご飯、卵かけご飯、お茶漬け、おにぎり、などなど。
まだ作れる料理が少なくて、どうしても一週間分の献立に足りないときは、外食や総菜、弁当などを利用すればいいだけです。
最初からすべて自炊にする必要はないです。
少しづつ作れるレシピを増やしていきましょう。
自炊を続けることが大事です。1年後でも2年後でも最終的に自炊できるようなれば大成功です。
結論、自炊は簡単にできるやり方がある
自炊は一般的には難しいと思われているが、やり方を工夫すれば自炊は簡単にすることもできるという話をしてきました。自炊を始めたら続けることも大切です。
このブログでは簡単に自炊を始める方法、継続するコツ、電気圧力釜やノンフライヤーの使い方などを紹介していくので、他の記事もぜひ読んでみてください。
自炊で健康生活を手にいれましょう。