日本は50代の独身男性の人が増えてきました。私自身も50代の独身男性です。そんな独身男性にぜひおすすめしたいのが、自炊です。
今回は特に独身で一人暮らしを念頭に置いて話をします。独身男性と言っても親や子供と同居している場合は、状況が違ってきます。しかし独身だけど家族と同居しているという場合でも、いつか親と死別したり、子供が独立するなど、今後一人暮らしになる可能性はあります。俺には関係ないと、思わないでぜひ読んで行ってください。
以下に、5つの観点から、50代の独身男性が自炊を取り入れる理由を探ってみます。
1. 健康、食が重要
健康は仕事、趣味、家事、育児すべての生活の土台です。これに異論を唱える人はいないでしょう。
しかし若いうちは、特に意識しなくても健康な状態を維持できるので健康を意識することはありません。私自身も知識としては理解していましたが、それほど切実に感じていませんでした。
しかし、40代、50代になってくると、特に原因を思い当たらないのに体が痛くなったり、傷が治りにくかったり、疲れがとれなくなったり、老眼になったりして健康の大切さを実感するようになります。
そんな大切な健康に、食が与える影響はどれくらいと感じていますか?
私は若いころは2~3割くらいじゃないか、と感じていました。ジャンクフードや外食ばかりだと太るとか肌が荒れる程度の認識です。
しかし同居していた両親が病気(ガン)になり、少しの期間ですが看病、介護したとき、いろいろ本を読んだり調べたりするようになってから私の認識は大きく変わりました。(残念ながら両親はともに亡くなり私は一人暮らしになりました)
今では私は健康に関して7~8割は食で決まると思っています。書籍によっては食が全てとか、9割食で決まると主張するものもあるくらいです。割合に関しては主観的なものだし、ライフスタイルによって変わってくると思いますが、食が健康に与える影響は非常に大きいことだけは、はっきりと認識しておきましょう。
歯が虫歯になって、抜いたりすると取返しがつきませんが、同じように50代以降で健康を害すると取り返しがつかないことになりかねません。病気や体調が悪くなってから、健康を取り戻そうとするより、健康を維持したほうが圧倒的にコスパがいいし、そもそも取り返しがつかないことなら比べる意味すらありません。
健康の重要度が相対的に上がってくる50代に自炊を勧める理由を書きました。単に自炊するだけでなく
健康を重視した自炊についても書いているのでコチラもぜひご覧ください。
2. 時間が生まれる
自炊によって健康を維持できることによって、得られるメリットの1つに時間があります。自炊に時間がかかるのに時間がふえるの?と意外に感じるかもしれません。
私が主張したいのは、自炊によって健康を維持できた場合に生まれる時間のことです。
逆に失うほうから考えるとイメージしやすいかもしれません。病気になったり、不健康になったりしたら失う時間はとても大きいです。生活の質も大きく下がります。
健康で元気なうちに、小さな投資(つまり自炊に使う時間と手間)で、大きなリターン(つまり50代以降の健康な体ですごす数十年の自由な時間)を狙ってみませんか?
老化すら病気という考えもあるそうです。完全に健康体で70代、80代にも元気に過ごしたいものです。(私はまだ50代なのでまだ体験はしていないのですが、70代、80代の老化しない健康体を目指しています)
元気な状態で自由な時間が20年、30年もあるとしたら、ワクワクしますよね!
しかし、時間やお金だけあっても、健康でなけば楽しさは半減してしまいます。
定年や老後に自動的に自由な時間が生まれるわけではないのです。
3. 成長、体調維持
大人になると自身の成長を感じることは少なくなります。
しかし、自炊を始めて続けることで手軽に成長を感じることができます。
料理はどこまでも奥が深いですから。
少しづつレパートリーを増やすのもよし、味を追求するもよし、手間を減らす工夫をするのもよいでしょう。伸びしろしかありません。
体も頭も使わないと衰えます。しかし、自炊するとなれば、買い物するのにも、料理するのにも自然と体を使います。
そして体以上に自炊は頭を使います。
レシピを調べたり覚えたり管理したりすることはもちろん、食材をどう使いきるか考えたり、どこで、買うか何を買うかを検討したり、同じ料理ばかりにならないように工夫したりするのにパズルのようにかなり頭を使います。
自炊のメリットして見落とされがちですが、この成長要素、体調維持の観点は50代以降の男性にとってとても価値のあるものなのです。
4. 楽しみ、趣味、おいしい
自炊(料理)はそれ自体を趣味として楽しむこともできます。新しいレシピを試したり、食材を組み合わせてオリジナルの料理を作っても、楽しいです。
レシピ動画を参考にすれば初心者でも美味しい料理をつくることができます。
自炊を始めてまだ1年ちょっとの私の料理でも、レトルト食品、インスタンス食品に比べたらはるかにおいしい料理をつくることができます。
ちなみにこの美味しさは、お菓子や高級な料理のような美味しさ(お腹が減ってないときでも美味しく感じるイメージ)ではなく、すごくのどが渇いているときに飲む水のような美味しさです。
また、自炊の腕が上がってくれば、友人や家族(親戚)に料理を振る舞うことも可能になります。
ささやかですが楽しい時間を過ごすキッカケにすることもできます。
5. 豊かな生活ができる
自炊による豊かな生活を提案します。ここでいう豊とは経済的なものではありません。精神性というか文化的というか、創造性の面からみて豊ということです。
毎日おしいものを食べて、健康で、毎日学ぶことがあって充実している生活なんてとても豊だとおもいませんか?うれしいことにこの豊かな生活はそれほどたくさんのお金は必要としません。
経済的に豊よりはるかに豊な生活だとおもうのです。50歳を超えたらお金や地位や名誉を追い求めるより、幸せな生活を追い求めるほうに舵を切ってもいいのではないでしょうか。
まとめ
50代の独身男性こそ自炊をはじめるべき理由を5選にまとめました。自炊といえば検索ワードのトップにくる節約やダイエットは5選に含めませんでした。おじさんにとっては、健康のほうがはるかに大切だと思うし、健康的な自炊をしていれば自然に節約にもダイエットにもつながるからです。
5選のうちどれか1つでも魅力的に感じるなら、このブログを参考にしてぜひ自炊にチャレンジしてほしいです。
このブログでは、自炊を始めたくなるような記事、簡単に自炊を始める方法などを提案していきます。
他の記事も見ていってくれたらうれしいです。